【アイドルプロデューサー対談】プー・ルイ&ミキティー本物(二丁目の魁カミングアウト)
新グループメンバーオーディションを開催中のプー・ルイ。二丁目の魁カミングアウトのメンバーでありプロデューサーのミキティー本物を招いて、アイドルプロデューサー対談を実施!
<プー・ルイ新オーディション詳細はこちらから> ※応募締切は2025年9月30日23:59
インタビュー/文:南波一海
撮影:METTY
ーープー・ルイさんとミキティーさんは知り合って15年近い仲ですが、今回、オーディションをやるにあたって聞いてみたいことがあるということで。
プー・ルイ(以下、プー):オーディションはどうやってるのかとか、応募がどれくらい来るのかとか。スカウトはしてるの?
ミキティー本物(以下、ミキ):してないしてない。全部オーディション。いままで私たちは3回くらいやってきて、最初の頃はゲイ限定で募集してたんだよね。で、白鳥白鳥ときまるモッコリが辞めたあとのオーディションは性別を問わないで、二丁目の魁カミングアウトになりたい人だったら誰でも受けられるようにしたの。だから、もしかしたらAAAみたいになっていたかもしれなくて。いまのリリスクとか。奇跡的にすごくいい子がふたりいたから、いまもゲイアイドルとしてやっているけど、「ゲイアイドル」という言葉を捨ててても、アイドルを続けることのほうが大事だと思ったからどっちでもいいよって言ったら、女の子の応募もすっごいいっぱい来て。
プー:すごい。
ミキ:でも、それまでは10人とかだよ。ぺいちゃんが入ったオーディションは6人。
プー:あはは。でも、BiSのメジャーデビュー前のオーディションは10人だよ。エイベックス史上一番倍率の低いオーディションをやったという(笑)。そこでミッチェルとワッキーをとったから。
ミキ:それでよくあんないい子たちがいたね。
プー:1/5の確率でメジャーデビュー。でも、エイベックスって言ってなかったの。それだとBiSとか関係なくたくさん来ちゃうから、BiSのオーディションとだけしか言わなかったら、それしか来なかった(笑)。
――戦国時代華やかりし頃に。
プー:だから書類選考とかもなく、最初から全員面接だった。
――プー・ルイさんは基本的にオーディションで人を集めたいのでしょうか。いまは力のある経験者もたくさんいると思うんですよ。
プー:そういう子のスカウトも考えて動いたんですけど、まず、友達がいない(笑)。知り合う機会もないし、私は飲み会とかも行かないし。
――飲み会?
プー:いわゆる港区系の。
――同業者と知り合う機会はそこなんですか(笑)。
ミキ:でもわかるよ。プライベートをどう過ごしてるかって超大事じゃん。私がスカウトしないのは、こっちから声をかけちゃうと、やってもらう前提になっちゃうじゃない?
プー:そうそうそう!
ミキ:だから、どんなにいい子がいても絶対にスカウトはしないと決めてる。向こうが「やりたい」という気持ちじゃなくて、こっちから「やってください」になると、それはちょっと立場が変わるよね。
プー:しかもプロデューサーだし社長の立場だからね。
――要は、主従関係が変わってきてしまうと。
ミキ:たくさん振り付けをやってきたなかで、「入ってあげた」になってしまっている場面も見てきたので。プーちゃんはスカウトじゃなくてオーディションからとったほうがいいと思うな。
プー:でもほんとうに数人だけど一緒にやってみたい子はいて、声をかけてみたいな、とは思ってるよ。いずれにせよ、自分のグループだと思って、意志を持ってやってもらいたいなと思ってる。
ミキ:意志って、なにに対しての意志?
プー:例えばだけど、デザインが得意だからグッズのデザインをやりたいとか。運営全体のこととかではなく、得意なこと、好きなこととかで積極的に関わってもらいたいなというのはある。インディーズバンドっぽいやりかたというか。
ミキ:でも、ちゃんと先に言っておいたほうがいいかも。私もメンバーに意志はちゃんと伝えてねって言ってグッズのデザインとかをやってもらうことはあるけど、できあがったものに対して、これは使えないってなることは全然あるから。これは変だからってNGってはっきり言ってしまう。それくらいちゃんと言っておかないと、世に出すものだから、頑張って作ったものだったら出していい、ということではないじゃない? そこはプロデューサーとか社長が見極めないとダメじゃん。でも、作った側からすると、これだけ頑張ったのにって思ってるから、そこでぶつかったりしてしまう。だから、いろいろ任せるけど最終的に決めるのは私だよって言っておいたほうがいい気がする。
――ふたりはステージに立つプレイヤーであり、それを組織するプロデューサーでもあるから、そのバランスは難しそうだなといつも思います。メンバーをコントロールしたい部分とメンバーに自主性を求めている部分があって、その境界線はそれぞれ違ったりすると思うので。
プー:私はそこの境界線が曖昧になりやすかったので、ミキティーにそう言われてはっきりさせていくべきだなと思った。オーディションの時点で、私のやりたいことを表現していくというのはちゃんと伝えた上で、それは私のワンマンプレーではないというのを感覚でわかってくれる子。ただ人の言うことを聞いていればいい、ということではなくて。特に経験者の場合はそういうところを見るかも。
ミキ:わかるよ。私は、私のことを絶対に聞かなきゃダメだよって伝えたことはないの。あなたたちを守るために私の言うことを聞いてもらうんだよって。私がしたいように やってるわけじゃなくて、さっきの話で言うと、その子が考えたグッズを世に出して、それがダサいだの、なんでこんな出すんだのって言われたときに、GOサインやNGを出している私が盾になるということをメンバーに理解してもらってる。なにかあったときに病むのはメンバーじゃなくて、私。
プー:わかる!
ミキ:私に責任転嫁していいよってスタンスなの。いまはファンの声でも病まない人間になったしね。
プー:すごい。どうやって病まない人間になったの?
ミキ:もう、うっせぇわって気持ち(笑)。ミキティーがうざいという言葉を見たら、たしかにうざいよねって汲み取ってたりもしたんだけど、たかが文字に振り回される自分がバカみたいだなと思って、私もたかが文字でうっせーなって感じで返すようにしてからは、なにを言われてもなにも気にしなくなっちゃった。
プー:まだその境地まで言ってないな。運営批判とかされると、どうせ私のことが嫌いなんでしょって気にしちゃう。
ミキ:コンビニがさ、おにぎりの値段が高くなったとか上げ底だとか言われても、内側にしかわからないことがあるじゃない? 物価がこれだけで原価にいくらかかっていて、とか。知らない人は好き勝手に言える。どんな仕事をしてたって、見えてない部分を見えてるかのように批判する人がいるというのがこの世界なわけで。それを考えたら、批判がなくなったらそれって宗教じゃない? 私は教祖になりたいわけじゃないなって気づいてからは結構楽になった。
プー:なるほどなぁ。
――個人的には、ひところに比べたらSNSに張りつくようにして見ることもなくなったので、ミキティーさんの言うことも共感できます。
プー:たしかにあんまり見なくなった。私たちも、コンビニのスイーツまずかったとか普通に思うからね。そういう感覚でポストしてるってことだよね。書いてる側も傷つけたいと思ってたり、明確な悪意があるわけじゃないというか。でも、そこで自分だけが悩んで、メンバーがあっけらかんとしているのにもイライラしてしまったこともある(笑)。全然わかってくれないなって。一緒に住んでたから、私の話も聞いてほしいじゃない? でも、それがうまくいなくて、立場の違いに寂しくなったりした時期もあったな。ミキティーは、メンバーが病まないようにしてるというのを聞いて優しいなと思った。私もそこまでいかなきゃですね。
ミキ:メンバーは私のことが大好きだからね。私が元気なくなると、一緒に元気なくなっちゃうわけ。あの子たちに心配かけたくないというのが強いから、いやなことがあっても人前では出さず、全部家に持って帰ることにしてる。前までは「病み」みたいなのがステージ上にも出ちゃってたんだよね。そこって味にもなるけど、私はそれを売りにしたくないから、その気持ちは楽屋に置いてステージに立つ。特典会でも見せずに家に持って帰る。そう意識してからは、結果的にグループにもいい影響があったと思う。
――そこはふたりの違いがあるかもしれないですね。プー・ルイさんはいまでもメンバーに嫉妬心を燃やしたりしますし(笑)。
プー:え、そうかなぁ?
ミキ:いい意味で負けず嫌いなのがいつまでもあるよね。そこはずっと見習いたい部分。私はそれがなかったんだよ。メンバーが4人いたら、私はプロデューサーだから4番手にいればいい。
プー:言ってたよね。
ミキ:でも、プーちゃんを見ると、社長であってもプロデューサーであっても一番を目指していいんだなって実感するんだよ。私にはそこが足りなかったから、ある意味最も尊敬してる部分かも。
プー:えー負けたくないじゃん。自分で好きに歌割りを変える権限はあっても理由がなければそれはしないと決めていて、 正々堂々と勝負して自分が一番歌ってやるって思ってる。
ミキ:ライブを見るとそれが納得いくもの。あそこはプーちゃんじゃなきゃダメでしょっていうのはわかるよ。
――もちろんメンバー愛もあるんですけどね。あの子はここがよくなった、みたいな話をしてくれることも多いですし。
プー:スイッチがあるのかもしれないですね。制作関係の打ち合わせになると、この子のこういう動画を作ったほうがいいとか提案しますし。自分はTikTokの数字下がってるからしばらく下げてくださいとか(笑)。でも、ミキティーにプロデュース論みたいな話を聞くのはおもしろい。オーディションではどんなところを見るの?
ミキ:一番大事なのは歌声。歌声から入る。うちらは歌手なので、歌を届けるというのが第一にあるから、まずは顔とかよりもまずはそこ。最後にやったオーディションは私とぺいちゃん(ぺいにゃむにゃむ)しかいなかったから、それに合う歌声がほしかった。それと、私たちの歌、私が書いた歌詞を歌うのに必要な声質かどうかを見て、その次に見るのが協調性だよね。だから合宿もしたし、2泊とかで一緒に生活してみたりして。ダンスとかはどうでもいいというか。
プー:へー!
ミキ:私も最初は素人で、誰かに習ったわけではなく振りコピしてたような人が、嘘ついて振付師と言ってプーちゃんたちの振り付けをやらせてもらったじゃん。そういうふうに始まって、いまはいろんな振付をやれるようになったので、ダンスは自分がどうこうすればどうにかなる。だからそこは気にしない。なんなら歌のうまさも気にしてない。
プー:声ね。そこは変えられないから。
ミキ:だからやっぱり声質と協調性かな。
――ユニゾンで歌ったときのビジョンを見据えたりもするんですか?
ミキ:そうそう。声が揃ったときの音も考えるし、あとは自分で歌詞を書いてるから、ここの部分はこういう声の歌うのがいいなというのがある。課題曲とかを出すじゃん? それをどういう表現で、どういうふうに歌詞を理解してるかを見る。オーディションには歌のうまい子も来たけど、ただ歌詞を覚えただけなんだなって人は落とした。
プー:それで言うと同じなのかもしれない。うちもKINCHANを採用したときは、一音も合ってなかったけど(笑)、グッときたんだよね。
ミキ:うん。グッとくるかどうかだよね。
プー:今回はPIGGSとは違う制作チームで初めてアイドルにがっつり参加する人も多いんだけど、そういう部分を擦り合わせるのも大事だなと思った。性格が悪かろうがそれも種類とか質によるし、結局は自分をファンにしてくれた子、自分が一緒にやりたいと思える子になるのかなと思うので。
ミキ:性格の悪さで言うと、そこはみんな大小あるじゃん。それをどう表現して、どこまで表に出すか出さないかの違いでしかない。それが協調性だと思うから。私はアイドル活動って人生の研修期間じゃないけど、例えば、いつか結婚して子供を産んで、となるときのための成長する期間でもあると思ってるわけ。それはどんなに売れてもそうで。ぺいちゃんだって最初は超性格悪かったの(笑)。もうやばかったけど、徐々にすごくいい子になっていったわけ。私も仕事に行きたくなかったら休んじゃなうようなだらけた人間だったけど、それも変わっていった。自分のことを好きじゃないから、その性格の悪さが生まれると思うんだけど、私が愛情を注ぐことでその子が自分自身のことを認められるようになったら、悪い部分がなくなっていくというのを何回も見てきたんだよね。
プー:性格は変わるというのはわかる。私も昔は性格悪いって言われたし。PIGGSでいうとSHELLMEが最初は大変だったけど、いまはいい意味で丸くなったよ。
ミキ:最初に会ったときのSHELLMEはこわかった(笑)。
――そうなるとますます、今回のオーディションはなにを見るのかが気になってきます。
プー:私はなにを見てたんだろう? 多分、根性を見てたのかもしれない。諦めない、負けないぞという気合いに惹かれる傾向があるかも。BAN-BANだったら1回目は落として、追加募集でまた来たときは顔つきが全然違ったんですよね。
――求める根性の大きさが異常だとは思いますが(笑)。
ミキ:そうだね。二丁魁も異常だけど、一応私たちは男じゃん。いろんな女性アイドルを見ていると、プーちゃんはほかと比べると異常だよね。求めるものが高いと思う。
プー:でも、ストイックだとは思ってないんですよ。もっとストイックな人はいっぱいいるし。
ミキ:いや、ダンスとかボイトレみたいな技術のストイックさの話じゃなくて、もっと精神的なところだと思う。十何年間も壮絶な経験をしてきて、社長になりました、PIGGSは新しい形になって、プーちゃんは新しいユニットをはじめて、またイチから始めますという根性はすごいじゃん。
――そういう経験を積んできた人と同じだけの根性となると……。
プー:そんなこと言ったら応募が来なくなるじゃないですか(笑)。私も失敗を経験してきてますから、前よりも許容範囲はすごく広がってますよ。いまは根性がなくても、根性をつけたい人でもいい(笑)。
ミキ:ある程度の期間を乗り越えられたら自然とそうなっていくだろうしね。
プー:合宿はなにしたの?
ミキ:ご飯食べてバーベキューして、歌の練習とかは1〜2時間だけで、あとは富士急に行ったりとかした。大事なのはそっちじゃん。なんならわざと油断させるためにひょうきんな人を演じたくらい。
プー:やるよね。社長はひょうきんな人を演じがち。
ミキ:そうしたらみんな奇跡的にいい子たちで、私が一番協調性なかったの。
プー:私も絶対にそっちだ(笑)。私がいま考えている合宿の行程を見せるので、意見もらっていいですか? そういう楽しいの全然入れてなかった。
ミキ:実技ばっかり? 遊ぶ日を作ったときに、私がメンバーのことを愛せるかどうかわかって。それってパフォーマンスを見るだけじゃ無理なんだよ。
プー:結局好きにならないと優しくできないもんな(合宿のプランを見せる)。
ミキ:超面白い。過酷……(笑)。毎日脱退者が発表されて、おやすみーって寝れるの?
プー:うん。ずっとそうしてきたからなぁ。
ミキ:たしかにこれだったらもうちょっと遊んだりしたほうがいいよね。その子が普通にご飯を食べて、散歩して、遊んで、というときにどんな表情するか見たくない? ドッヂボール大会とか入れなよ。
――このスケジュールでドッヂボールをしたら、ここも気を抜いてはいけない審査ポイントだと思われますよ(笑)。
プー:デスドッヂボールになっちゃう(笑)。
ミキ:ずっとカメラを入れるわけでしょ? 素でいいよっていう時間を絶対に作ったほうがいいと思う。
プー:私もいろんな立場でオーディションを受けてきたけど、受かってから印象変わる子めっちゃ多かったなと思った。この子ってこんなにおもしろかったんだって気づくのはオーディション中じゃなかったりするんだよね。たしかに素を見せられる時間は大事かも。
ミキ:映像として押さえて使いたい気持ちもわかるんだけど、カメラの回ってないところでどうなのかというのは見ないと。私はオーディションでカメラを入れようという気持ちが一切なくて、それよりもメンバー選びのほうが大事すぎて。スタートを切ってから頑張ればいいじゃん。
プー:私はカメラを無視できるようになってる人間だからかもしれない。まったく気にならないんですよ。いてもいなくても変わらない。新グループは合格後もカメラを入れるから、どこでも変わらない子というのがある意味、審査基準なのかもしない。
――いまどきはオーディションの段階からファンを作るのが主流だったりもするので、ミキティーさんはトレンドの逆というか、そこで消費せずに大事にしているんだなと思います。
ミキ:そもそも練習とか裏側を見せないグループなので。見せるのはステージ上だけって決めてるからだと思う。
プー:ある意味、優しいし寛大だね。次のグループは、いままでのどのグループよりも全部見せようと思ってる。できるかわからないけどね。でも、私も厳しいものを見せたいわけではないから、裏側を見せるにしても遊びは入れたほうがいいかもと思った。ミキティーはいつもいいアドバイスをくれるよね。ここ半年くらいでやっと気づいた。
ミキ:いまさらね(笑)。プーちゃんは話を聞いてくれないのよ。
プー:え!逆の印象だと思ってた!(笑)。ミキティーはいつも適当なことしか言わないって!
ミキ:なに言ってんのよ! 私は昔から真面目だよ。
プー:出会って15年してから初めて真面目なことに気づけたから、これからいろんなことを一緒にやりたいと思ってる。
ミキ:私もずっとそう思ってたから嬉しい。
プー:最近、やっとまわりが見られるようになってきたんだけど、2010年から14年のアイドルってすごい楽しかったじゃん。みんなが目を輝かせていて。いまは大きいサーキットとかに出たときの人の少なさを見ると……本番中には思わないし、来てくれてるみんなのためっていうのは前提ではあるけど、冷静に振り返ったときに自分でもなにをしているのかと思う瞬間がある。もっと夢を見られる場所として入ってきたのに、そうじゃなくなった現状が悲しいと思うようになってきちゃってる。だから、自分にできるのかわからないけど、もっと盛り上げたいんだよね。ちゃんと次のグループと、私はいないけどPIGGSのふたつをまずは大きくして、アイドルってまだ楽しいなって動きを作りたいと思ってるんだ。同じ気持ちを持ってくれる子が来てくれたら嬉しいな。ミキティーも同じ思いを持ってる人だから、新グループの振り付けをお願いしたいんだよね。
ミキ:やるやる。でも、カミヤサキみたいなのはできないよ。
プー:同じ系統をお願いしたいわけじゃないから(笑)。曲を書く人がミキティーの振り付けが好きで、頼みたいって言ってたんだよ。あと私、作詞もしてほしいんだよね。
ミキ:したい! 私、作詞もやりたいんだけどなかなかオファーがこないのよ(笑)。きたとしても、知らないグループにはなかなか書けないし。
プー:Zepp Shinjukuでライブを見て感動したの。いい歌詞だ!って。それまではわかってなったんだけど(笑)。
ミキ:いい歌詞書いてきたんだよ。南波さんからはいつも「重たい」って言われるんだけどね(笑)。
――会うたびに言ってます。
プー:でも、私も意味がある歌を歌いたいから。
ミキ:歌う人には共感してもらいたいし、プーちゃんならお互いわかるから書きたい。それは振り付けより楽しみ。
プー:だから、この対談企画はオーディションのためなのはもちろんだけど、プープーランドの仲間探しの旅でもあるのかも。
ミキ:いいね。プーちゃんに対して人それぞれが持っているイメージがあるかもしれないけど、結局、会って一緒にやってみないとわからない部分ばっかりじゃん。だから、ちょっとでも迷ってたらとりあえず受けてみて、合宿が過酷でいやになったらリタイアすればいいんだから。受かったら覚悟を持ってやらないといけないけど、その前までは逃げたっていいわけじゃん?
プー:うん。受ける人も私たちを審査してくれていい。
ミキ:それくらいの気持ちで、プーちゃんってどんな感じかなってことで受けに来てくれたら嬉しいよね。
プー:まとめてくれた(笑)。ありがとう!
ミキ:メンバーを愛してあげてね。愛があるのはわかるんだけど、それを言葉とか仕草でちゃんと伝えることが大事だよ。
プー:そうなんだよね。恋愛だったら完璧にできるんだけどな〜(笑)。
ミキ:ははははは、できてなさそう(笑)。
プー:今日はありがとうね。11月10日のEX THEATER ROPPONGIのワンマン、みんなと行きます!
<プー・ルイ新オーディション詳細はこちらから> ※応募締切は2025年9月30日23:59
プロフィール
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